lha - 高圧縮アーカイバ
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lha は 効率の高い圧縮機能を持つファイルアーカイバです。拡張子は、.lzh にしましょう。
% lha c [lzh_file] [file .....]
これで [file ... ] で指定したファイル群を [lzh file] で指定したファイルに圧縮、かつアーカイブします。
% lha c [lzh file] [directory]
のように [directory] を指定すれば、ディレクトリ以下のファイルを再帰的に [lzh_file] にアーカイブします。
% lha x [lzh file]
のようにすれば、解凍できます。tar と基本的には同じです。 解凍時ディレクトリ指定はできないのでしょうか?
以下、機能、オプション紹介
機能 (必ず1つだけ指定しなければならない) 
c | 作成。 |
a | 追加。 |
u | 更新。指定したファイルが lzh_file よりも新しい場合、更新します。lzh_file にない場合は r と同様になります。 |
l | リスト表示。ファイルを指定すると lzh_file にそのファイルがあるかどうかを調べます。指定しない場合は、lzh_file 中のすべてのリストを表示します。 |
v | l とほぼ同じですが、l よりも詳しい情報を表示します。 |
x,e | 抽出。ファイルを指定すると lzh_file からそのファイルを抽出します。'*.txt' のようにワイルドカードを使用することもできます。指定しない場合はすべてのファイルを抽出します。 |
p | 表示。ファイルを指定すると lzh_file に格納されているそのファイルの内容を標準出力に表示します。'*.txt' のようにワイルドカードを使用することもできます。指定しない場合はすべてのファイルの内容を表示します。 |
d | 削除。 |
オプション 
t | テキストファイルを格納するとき、改行コードを EUC(UNIXの文字コード)から、shif-jis (WINDOWSの文字コード)に変換します。抽出時は、shif-jis から、EUC への変換となります。 |
d | ファイル格納後に、削除します。u 機能を使う場合、格納されなくても削除されます。機能の d とはまた違います。 |
q# | コマンド実行後に表示されるメッセージの抑制を行います。# には、0〜2 の数字が入ります。デフォルトでは、0 です。すべて表示です。q1 とするとファイル名表示のみ行います。q2 とすると何も表示しません。 |
g | UNIX 用の付加情報を持たないアーカイブを作成します。抽出時には無視されます。 |
z | ファイルを圧縮しないで、格納だけします。 |