xsetroot - ルートウィンドウ設定
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背景の色やマウスカーソルの形を変えることができます。
背景 
背景色を変える場合は、
% xsetroot -solid [color] &
のようにします。利用できる色は
/usr/local/X11R6.4/lib/X11/rgb.txt
を参照してください。 [#rrggbb] のような 色の 16 進表記による指定もできます。 また、
% xsetroot -bitmap [xbm_file]
のようにして xbm 形式の画像ファイルを背景に指定することもできます。 他の形式の画像を指定する場合は xv や display を使用しましょう。
xbm 形式のファイルは
% bitmap &
で作成します。 または、convert コマンドを用いて変換します。
/usr/include/X11/bitmaps/
にある程度おいてあります。 ファイルを見るとわかると思いますが、構造体が記述された C 言語ファイルです。
マウスカーソル 
マウスカーソルを変える場合は、
% xsetroot -cursor_name [cursor_name]
のようにします。 [cursor_name] は
/usr/local/X11R6.4/include/X11/cursorfont.h
を参照してください。例えば
#define XC_arrow 2
と書いてあれば
% xsetroot -cursor_name arrow
といったかんじです。
% xfd -fn cursor &
も役に立つかもしれません。
また、
% xsetroot -cursor [cursorfile] [maskfile]
のようにしても変更可能です。 [cursorfile]、[maskfile] には xbm 形式の画像ファイルを指定します。 通常 16x16 のサイズだと思います。
% bitmap -size 16x16 &
[maskfile] とはなにかをここで説明するのはつらいので、 とりあえず [cursorfile] と同じファイルを指定するといいと思います。