crontab - 作業の自動化
crontab で cron の設定を行うことができます。 作業の自動化をすることができます。
UNIXが起動すると/usr/lib/cronというデーモンが自動的に起動します。 これは、1分間に一度自動的に起動し、設定ファイルに指示された時刻になっていれば、 指定されたジョブを実行します。 このクロックデーモンを利用することで作業の自動化をすることが可能です。 設定は crontab コマンドで行います。
例えば、
% echo "0 6,18 * * * [command]" | crontab
のように実行すると、実行したホストで、毎日6,18時に [command] を実行します。 ファイルを作成した場合は
% crontab [filename]
のように指定することもできます。
各フィールドの意味は、左から順に
1. 分 (0〜59) 2. 時 (0〜23) 3. 日 (1〜31) 4. 月 (1〜12) 5. 曜日 (0(日)〜6(土)) 6. コマンド
のようになっています。
% crontab -l
と実行すると、実行したホストでの自分の cron の設定をみれます。-u オプションをつけて、 ユーザー名を指定すれば、その人の設定を見れます。 オプション -u を使うのは root 権限のあるユーザーぐらいでしょう。
% crontab -r
とすれば、設定を消せます。これにも -u オプションがあります。
ホストを指定したい場合は rsh と併用します。
% rsh [hostname] "crontab [filename(絶対パス)]"
または
% rsh [hostname] "echo '0 6 * * * [command]' | crontab"
のように実行しましょう。