Xのフォント
Xのフォントを追加したりする方法について(に、なる予定)です。大学の標準環境では日本語のフォントが足らなさ過ぎてうまく表示できないことがよくあるので…。
Table of Contents |
知られている日本語フォント 
- 恵梨沙フォント (8dot)
- なが10 (10dot)
- 要町 (12dot)
- k14 (14dot)
- jiskan16
- kappa20 (20dot)
- jiskan24
- 東雲 (12,14,16dot)
- モナーフォント (12,14,16dot)
- HG ゴシック B(OSバンドル)
- HG 明朝 L(OSバンドル)
- 平成明朝体 W3H(OSバンドル)
このうち大学の標準環境にあるものは k14, jiskan16, jiskan24 だけだと思います。
学内で公開されているらしいフォント 
ACT 以外でどこかあったら追加してください。
/home/circle/acts/fonts/misc/*1/home/circle/acts/fonts/mona/- /home/student/s1090149/fonts/mona/
- /home/student/s1090149/fonts/mplus/
Solaris付属フォント
- /usr/openwin/lib/locale/ja/X11/fonts/TTbitmaps/ (bitmap)
- /usr/openwin/lib/locale/ja/X11/fonts/TT/ (truetype)
フォントディレクトリが PATH であるとき、
xset +fp PATH
とすると、そのディレクトリにあるフォントが使えるようになります。いつも使うのであれば(特定の場面でしか使わない、ということはふつうないと思いますが…)~/.xinitrc の FONTLIST のところに PATH を追加してしまいましょう。
使い方 
個々のアプリケーションによって異なりますが…。
kterm 
kterm は起動時のオプションでフォントを指定します。
-fn iso8859-1 フォント -fr jisx0201 フォント -fn jisx0208 フォント
のように指定するのですが、わかりにくいので取りえず試してみることをお勧めします。ACT のフォントディレクトリを追加しているものとします。
% kterm -C -sb -km euc -fn 8x16 -fr r16 -fk kanji16 % kterm -C -sb -km euc -fn shino12a -fr shino12r -fk shino12k % kterm -C -sb -km euc -fn shino14a -fr shino14r -fk shino14k
Mozilla 
メニューバーの 編集 - 設定... - 表示 - フォント で設定することができます。 基本的にモナーフォントを使用する場合には(ぉぃ)、言語用のフォントで日本語を選択し、書体の Propotional を Sans Serif にしておいて、Serif に shinonome-mincho、 Sans-Serif、Cursive、Fantasy に mona-gothic、Monospace に shinonome-gothic を指定するくらいでいいでしょう。
Netscape 4.7x 
Mozilla とほぼ同様ですが、誰か詳細を書いてください(ぉ
- 編集→設定...→表示→フォント
日本語 (jis_02*)と Unicode (unicode 2-0)を変更します。
個人的に(jis_02*)は
プロポーショナル→Hg Gothic B(サイズ14.0) 等幅→Hg Gothic B(サイズ14.0)
Unicodeは
プロポーショナル→Helvetica 等幅→courier
がおすすめ。すっきりとした表示で、AAもほとんどずれません。
Emacs/Mule 
Mule 2.3@19.2811 期生までの標準環境) 
to be written...
Emacs 20.7(12 期生以降の標準環境) 
to be writtten...
(おまけ)自分でフォントを追加する方法 
まずフォントを取ってきてください。X ではビットマップフォントとして BDF か PCF 形式のものを使うことができます。
例えば foo16.bdf というフォントを追加したいとすると、
% bdftopcf foo16.bdf | compress > foo16.pcf.Z
のようにして PCF 形式に変換し、圧縮してください(コマンドの意味がわからない人は、パイプ、リダイレクト、compress の項を参照)。既に PCF 形式の場合は、
% compress foo16.pcf
などとすればいいでしょう。なお gzip ではなく compress を使うのは、大学の X は gzip された pcf ファイルを認識できないからです。あまり気にしないでください
そして、このフォントを ~/fonts/ にインストールするのならば、
% mkdir ~/fonts/ % cd ~/fonts/ % cp -p foo16.pcf.Z . % mkfontdir
のようにしてください。mkfontdir はフォントファイルの一覧 fonts.dir を作成するコマンドです。フォントを追加したときも実行してください。あとは「学内で公開されているらしいフォント」の説を参考に ~/.xinitrc を編集するなどしてください。
*1 変なフォントが入ってる!とか言わないように