Backup diff of UNIX/学生ツール/サーバ/Tomcat vs current(No. 1)
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#navi(UNIX/コマンド)
TITLE:Tomcat - Apache Tomcat
#navi(UNIX/学生ツール)
* Apache Tomcat [#of1e45c6]
|~作者|Apache Project(元 Jakarta Project)|
|~ダウンロード|http://tomcat.apache.org/download-55.cgi|
|~関連サイト|http://tomcat.apache.org/|
|~学内パス|/usr/local/java/netbeans-4.0/nb4.0/jakarta-tomcat-5.0.28|
|~学内管理者|ISTC|
#contents
#contentsx
* 解説 [#efee70c6]
通称TomcatはApacheプロジェクトの開発しているJava Servlet Engineです。
http://tomcat.apache.org/
Java Servletの詳細はsunのサイトを参照してください。
http://java.sun.com/products/servlet/docs.html
* セットアップ [#n718f7db]
** ダウンロード [#bd9c27bf]
Apache Tomcatのサイトからzipファイルをダウンロードします。それを解凍してください。
http://tomcat.apache.org/download-55.cgi
** 解凍 [#m2083f3e]
ダウンロードしてきたzipファイルを適当な場所に解凍します。/usr/local辺が一般的でしょうか。
% cd /usr/local/
% unzip apache-tomcat-X.X.X.zip
解凍したディレクトリ以下がTomcatのワークディレクトリになります。
/usr/local/apache-tomcat-X.X.X/
** 環境変数 [#b36d46fb]
環境変数'JAVA_HOME'だけ設定してください。自分のインストールしているJDKへのパスです。サンプルはこんな感じです。
setenv JAVA_HOME /usr/local/java/jdk1.5.0
* セットアップ(会津大学環境下) [#f1c3b1cc]
** はじめに [#zbcf1d97]
このセットアップは会津大学の環境下のみで動作します。特異な設定方法なので、会津大学以外では参考にしないでください。((参考にしても良いけど、あまり役に立たないかと思います。))
Tomcatを丸ごとインストールすると、ホームディレクトリ容量を圧迫するのでNetBeansに含まれるTomcatを流用します。この辺のTomcatです。
/usr/local/java/netbeans-4.0/nb4.0/jakarta-tomcat-5.0.28
また、後述のstartup.sh, shutdown.shのパスは上記Tomcatのものを使用するので、間違えないように。
/usr/local/java/netbeans-4.0/nb4.0/jakarta-tomcat-5.0.28/bin/startup.sh
/usr/local/java/netbeans-4.0/nb4.0/jakarta-tomcat-5.0.28/bin/shutdown.sh
** 注意事項 [#kc501e5f]
Tomcatは起動すると8080ポートを使用します。Tomcatを起動したままログアウトすると、8080ポートは使用されたままになり、他の人が利用できなくなります。(ISTC以外は)本人しかプロセスを止められないので、大変な迷惑です。
くれぐれも、Tomcatを起動した場合は終了することを忘れないようにしてください。.logoutにbin/shutdown.shを記述するくらいの心意気で利用することを勧めます。
** ワークディレクトリ作成 [#e706dc55]
ホームディレクトリ以下にTomcatのワークディレクトリを作成します。このディレクトリの中にTomcatの設定ファイル、ログ、コンテキストを追加置きます。ここでは、tomcat_homeとします。
% mkdir ~/tomcat_home
ワークディレクトリの中にサーバを起動するために必要な設定ファイルを置きます。NetBeansのディレクトリから必要な設定ファイルをコピーします。
% cp -R /usr/local/java/netbeans-4.0/nb4.0/jakarta-tomcat-5.0.28/conf ~/tomcat_home/
% cp -R /usr/local/java/netbeans-4.0/nb4.0/jakarta-tomcat-5.0.28/logs ~/tomcat_home/
% cp -R /usr/local/java/netbeans-4.0/nb4.0/jakarta-tomcat-5.0.28/webapps ~/tomcat_home/
% cp -R /usr/local/java/netbeans-4.0/nb4.0/jakarta-tomcat-5.0.28/work ~/tomcat_home/
このディレクトリがTomcatのワークディレクトリになります。
$HOME/tomcat_home
** 環境変数 [#afc761ed]
- JAVA_HOME
Tomcatはjavaを使うのでJavaのパスを環境変数'JAVA_HOME'に設定します。
setenv JAVA_HOME /usr/local/java/jdk1.5.0
- CATALINA_BASE
環境変数'CATALINA_BASE'にワークディレクトリのパスを設定します。Tomcatはこの環境変数をサーバのワークディレクトリとして起動します。指定していないと、NetBeansのディレクトリを参照してしまいます。
setenv CATALINA_BASE $HOME/tomcat_home
* 起動・終了 [#mcf1a6c3]
** Tomcatの起動 [#z8b92b38]
Tomcatの起動はstartup.shを実行します。
% bin/startup.sh
** Tomcatの終了 [#xf288b8d]
Tomcatの終了はshutdown.shを実行します。
% bin/shutdown.sh
** Tomcatの再起動 [#fc4f132d]
再起動用のshellスクリプトは存在しないので、shutdown.sh、startup.shを順に実行します。
ただし、Javaのプロセスの動作とshellスクリプトの同期が取られていないのか、shutdown.shを呼び出した直後に、startup.shを呼び出すと「ポートが利用中で起動できません」という例外が発生することがあります。その場合は、5秒程度待ってからstartup.shを呼び出してください。
% bin/shutdown.sh
(数秒待つ)
% bin/startup.sh
** 動作確認 [#u11d9cf0]
startup.shを実行するとTomcatが起動します。ポート8080で起動しているので、好きなブラウザでTomcatのホームページを見てみましょう。
http://localhost:8080/
* Admin, Managerコンテキスト [#t62d54ec]
- http://localhost:8080/admin/
- http://localhost:8080/manager/html
にアクセスするとGUIでTomcatの設定を変更するためのページが開きます。(admin, managerコンテキストが入っている場合)
これらのページを利用するためには、ユーザーとパスワードを最初に設定する必要があります。
conf/tomcat-users.xmlがロール(役割)と、そのユーザー名とパスワードを設定するためのファイルになっています。~
ユーザー名''tom''、パスワード''cat''にするためには以下の様な設定になります。''username''と''password''の値は適当に変更してください。roleを削除したら正しく動作しないので、roleは削除してはいけません。
<?xml version='1.0' encoding='utf-8'?>
<tomcat-users>
<role rolename="manager"/>
<role rolename="admin"/>
<user username="tom" password="cat" roles="manager,admin"/>
</tomcat-users>
* コンテキスト [#i4a965d0]
Tomcatのservletアプリケーションはコンテキストという単位でインストールされます。WebDAV用コンテキスト, FTP用コンテキスト, CGI用コンテキストなどなど。
** インストール [#gfb92aac]
WebにはTomcat用コンテキストが色々公開されています。その多くは.warファイルで公開されているので、そのフォーマットのコンテキストの追加方法を紹介します。
1. .warファイルをサーバのワークディレクトリ以下のwebappsディレクトリに保存します。こんな感じです。
webapps/honyarara.war
2. Tomcatを再起動します。
3. 以下のURLにアクセスします。
http://localhost:8080/honyarara/
以上です。.warファイルは設定ファイルからバイナリ、静的ファイルまで全てを含んでいるます。Tomcatは起動時にwebappsディレクトリ内の.warファイルを展開して、コンテキストを利用可能な状態にしてくれます。
** アンインストール [#i7143820]
展開されたコンテキストのディレクトリと、warファイルをwebappsディレクトリから削除します。変な所にファイルを作成するコンテキストでなければ、これで終了です。
% rm -rf webapps/honyarara webapps/honyarara.war
** 便利そうなコンテキスト [#eed1efc1]
*** admin [#u08799b7]
Tomcatの設定をブラウザから変更するためのコンテキスト。admin, managerコンテキストが含まれている。
- ホームページ
http://tomcat.apache.org/
- ダウンロード
http://tomcat.apache.org/download-55.cgi
「Administration Web Application:」のリンク
*** Jakarta Slide [#d0b3f79d]
WebDAVコンテキスト。
- ホームページ
http://jakarta.apache.org/slide/index.html
- ダウンロード
http://jakarta.apache.org/site/downloads/downloads_slide.cgi
RIGHT:written by s1090142
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