Diff of UNIX/学生ツール/ネットワーク/weex
TITLE:weex - ミラーリング with ftp
#navi(UNIX/学生ツール)
|~作者|二之宮 祐樹|
|~ダウンロード|&ref();|
|~ダウンロード||
|~関連サイト|[[weex>http://www.gmkun.org/index-ja.html]]&br;[[Yuuki NINOMIYA>http://weex.sourceforge.net/]]|
|~学内パス|/home/student/s1100051/share/sol8/bin/weex|
|~学内管理者| s1100051 |
*解説 [#v0589cee]
Fast Webpage Exchanger (weex) は web ページあるいはその他のアーカイブを
遠隔メンテナンスする作業を自動化するために作成された非対話型 FTP
クライアントです。weex を使えば web ページを FTP でサーバに転送する作業を
大幅に簡略化することができます。
だそうです。
時間を比較して新しいファイルのみ転送してくれたり、リモート側にのみ存在するファイルを自動的に削除してくれたりします。
詳しくはインストール時についてきた以下のドキュメントを見てください。
- &ref(README.ja);
- &ref(sample.weexrc);
- &ref(FAQ.ja);
以下、ポイント
自分は [default] に
Monochrome = True
NestSpaces = -1
ShowHiddenFile = True
FollowSymlinks = True
を追加しています。Monochrome (表示を白黒にする) や
NestSpaces (ツリー表示の際、いくつ右にずらすか) はどうでもよいとして、
ShowHiddenFile を True にしておかないと、. (dot) で始まる隠しファイルを
送ったくせに消してくれなかったりします。
また、自分は public_html 内にディレクトリへのシンボリックリンクを
おいているので、FollowSymlinks を True にしています。
SrcDir, DestDir は シンボリックリンク名ではなく、本物のパスで指定
しなければいけないようです。会津大学でのホームディレクトリは
シンボリックリンクなので、
% pwd
として調べましょう。
IgnoreLocalDir では指定したディレクトリ以下のファイル、ディレクトリが
すべてないものとして考えるという仕様のようです。
"以下"なのか、"指定したディレクトリだけ"なのかが README
には書いてありませんが、実際やってみたところ、"以下"のようです。
基本的には相対パスでかけばいいようです。絶対パスでもいいようです。
またワイルドカードも使えまして、例えば
IgnoreLocalDir = /*/local
のように設定すると /.../local にも /.../.../local にもすべてマッチします。文字列マッチングのようです。
シェルのワイルドカードなら /.../local だけなのですけどね。
/local にだけはマッチしないので、すべての local ディレクトリをアップしない、という条件は
IgnoreLocalDir = /*/local
IgnoreLocalDir = /local
のようになります。とはいえ、SrcDir で指定したディレクトリよりも /local ディレクトリが
上の場合は元々アップロードされていないので /local は必要ありません。
また、すべてのファイルをアップしない=アップしたすべてのファイルを削除するという条件は、同じ理由で、
IgnoreLocalDir = /*/
のようにすれば良いようです。
IgnoreLocalFile では絶対パスで記述した場合にはその指定されたファイルのみが
有効となり、ファイル名のみを指定した場合には、全ディレクトリで有効、つまりファイル名部分の文字列マッチングになるようです。
また、途中で終了させたり、他の ftp クライアントを使用してしまうと、
cache ファイルに不整合がでるので、そのときは
% weex -r [hostid]
のようにして一からやり直しましょう。
&ref(install_weex.txt,,インストールメモ);
#navi(UNIX/学生ツール,,footer)