Preview of 過去物/UNIX/設定、設定ファイル/SGIでの過ごし方
To confirm the changes, click the button at the bottom of the page2004 年春に演習室からSGI W/Sが事実上消滅しました。 移行用に教卓にFuelが2台、ゼミ室6にO2が8台残っているだけです。 これらも2007年春までに撤去されます。
以下過去情報
SGIワークステーションは会津大学生が一般的に使用する 演習室1、2などの SUN のワークステーションとはかなり使い勝手が違うと思います。
デフォルトでは sgidefault.png のようになると思います。4Dwm というウィンドウマネージャ上に Toolchest などのツールが起動されています。
.xsession を使用すると、設定によっては sgixsession.png のようにすることもできます。自分の場合は SUN のワークステーションと同じ設定にもっていっています。
また、ログイン画面で、Return キーではなく F1 キーを押してログインすると、
sgif1.png のようになります。.xsession の設定に失敗して起動できなくなった場合等に使います。
.xsession による設定の方法は .xsession
の方を見てください。
ここでは .xsession を作成しない場合の設定方法と、共通的な小技を説明します。
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共通的な小技 
netscape で日本語を入力したい 
SGI では kinput2 を使用することができません。 そこで、他の演習室にリモートで kinput2 と netscape を起動する必要があります。
% xon [hostname] kinput2 % xon [hostname] netscape
SGI の X が終了されれば kinput2 も netscape も終了されるはずなので、 プロセスが残ることはとりわけ心配する必要がないはずですが、 やはり残るときは残りますし、ログアウトしてしまっては確認ができないので、
% rsh [hostname] "/bin/ps -f -u $USER | grep -v grep | grep kinput2" | awk '{print $2}' | xargs rsh [hostname] kill
のように終了してしまいましょう。netscape はまた別に確認するようにしてください。 awk を rsh 内で実行しようとすると $2 が シェルの $2 に展開されてしまい、 また \$2 のようにするとエラーがでてしまうため、 しかたなく、rsh を2回起動させてしまいました。どうしたものでしょう。
キー割り当てを変更したい 
.xmodmap.IRIX? を参照してください。
.xsessionを作成しない場合の設定方法 
以下、.xsession を作成しない場合の設定方法です。 基本的に 左上に 表示される Toolchest というものを使います。
端末の起動 
まず端末を起動しなければ始まりません。 Toolchest から「Desktop」→「Open UNIX Shell」と辿ります。
ログアウト 
ログアウトもできないと、話になりません。 Toolchest から Desktop」→「Logout」と辿ります。 または、ルートウィンドウ右クリック→「Logout」と辿ります。
ウィンドウのフォーカスを mwm ライクにクリックしてフォーカスにしたい 
Toolchest から「Desktop」→「Customize」→「Windows」 と辿り、ツールを起動します。「Keyboard Focus」を 「クリックしてフォーカス」に設定します。 ついでにこのツールで終了時に現在のウィンドウの状態を保存する機能を 「Continuously(自動)」、「Explicitly(手動)」にきりかえたり等の設定を 行うことができます。
音を消したい 
Toolchest から「Desktop」→「Customize」→「Sounds」 と辿り、ツールを起動します。 「Mute System」にチェックすれば音を消すことができます。
日本語モードにしたい 
Toolchest 等が日本語で表示されます。 Toolchest から「Desktop」→「Customize」→「Language」 と辿り、ツールを起動します。 「Language」のアイコンをクリックし、Japanese を選択、「OK」した後、 再度ログインした後から有効になります。
起動時にツールを自動起動したい 
SGI のマシンでは GUI なツールに関しては前回ログアウト時の状態を記憶しておき、 次回ログイン時に再現する機能があります。 しかし、それ以外のツールは再現してくれません。 そこで .sgisession という設定ファイルで設定することができます。 例えば .xmodmap.IRIX を設定しておき、
xmodmap $HOME/.xmodmap.IRIX
のように記述しておくなどすることができます。 このファイルは .xsession がある場合は実行されません。
4Dwm 
また、4Dwm の設定ファイルを編集すればウィンドウマネージャ側の設定も できます。設定ファイルは
/usr/lib/X11/system.4Dwmrc /usr/lib/X11/ja_JP.EUC/system.4Dwmrc
にあります。ホームディレクトリに .4Dwmrc という名前でコピーしましょう。 locate では見つからなくて find をわざわざ使って探した記憶があります。 自分は .xsession で別 WindowManager を起動しているので 4Dwm の 設定はしようと思ったことはありません。なので設定方法は書きません。もとい書けません。
他 
他にも壁紙の設定やスクリーンセーバーの設定など 「Desktop」→「Customize」から行うことが可能です。 あとは各自いろいろ試してみるといいでしょう。
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